エピソード紹介♡初恋の彼からのプロポーズ☆

エピソード紹介♡初恋の彼からのプロポーズ☆

エピソード紹介♡初恋の彼からのプロポーズ☆

初恋は実らないと言いますが、私の場合は違っていました。かといって、最初から順調に実ったわけではありません。

元々彼とは中学の先輩と後輩という間柄でした。私の入った美術部の先輩で部長だったのが、彼。

その時は片思いをしていて、彼に想いを伝える事もせず、彼が卒業した後は連絡も取る事はありませんでした。

私の初恋はそこで終わったと思っていたんですが、私が高校を卒業して美大生になった時、偶然彼も同じ大学の美大生だったんです。

キャンパス内で再会した時は、お互いに心底驚いたものです。

1-1

「わっ!!〇〇先輩!?」

「…え?もしかして、〇〇〇さん!?」

「私最近入学したんです。先輩が居るとは思ってなかったからビックリしちゃった・・」

「僕も〇〇〇さんが入学してるとは思ってなかったからかなり驚いた。今時間ある?」

「えっ、はい。」

「久しぶりに会うんだし、近くにお気に入りのカフェがあるからそこで話でもしようよ」

「はい!是非!」

大学近くのカフェで話し込んで意気投合。気付いたらほぼ毎日連絡を取り合って、講義が終わった後はそのカフェで落ち合っていました。

初恋で片思いをしていた時の事を思い出し、気付くと二度目の片思いをしていたんです。
heart-387972_640

でも高校時代とは違う点がありました。それは、彼も私を好きでいてくれたという事。

いつものカフェで、課題の話をしていた時、突然彼の方から告白してくれたんです。私ときたら、それはもう驚いてちょっとしたパニック状態でした。

危うく彼のスケッチブックにジュースを零すところだったんですよ(笑)

そして私は当然OKを出し、付き合う事になりました。

大学を卒業する頃には同棲を始め、別の会社に就職をしながらもお互いに絵を描く毎日を過ごしました。

1-2

お互いに20代も後半に差し掛かった頃、彼が始めて個展をひらく事になりました。彼は寝る時間を惜しんで絵を描き、そんな姿を陰ながら見守っていました。

彼が絵を描いている時は極力邪魔をしないようにしましたが、時々様子を見に食事の差し入れをしたりもしていたんです。

しかし、ある時を境に様子を見に来る事をやんわり断られるようになりました。

私は絵に集中したいだけだと思い、言われるままに彼が作業中部屋には行かなくなったんです。

個展が開かれる当日、早朝からギャラリーに行っていた彼から電話が入りました。

『おはよう。今日、ギャラリーの方に来れるかな?』

「おはよ!うん、勿論行くよ。でもお昼頃になっちゃうかも…」

『分かった、待ってるから。気をつけて来て』

「うん、それじゃお昼にね」

私はお昼頃まで私用があった為、ギャラリーが開始される時間に間に合わせる事が出来ませんでした。

それでもなんとか用事を早めに済ませ、急いでギャラリーへ向かったんです。

到着してみると、お客さんが結構入っていて何だかホッとしたのを覚えています。

中に入って彼を探しましたが、すぐに見付ける事が出来ませんでした。

(もしかして、接客中かな?)

そう思って探すのもそこそこにし、ギャラリー内を見て回る事にしたんです。

飾られている絵は、私の見慣れた物もあれば新作の物もあり、彼らしい温かみのある絵ばかりで自然と笑みがこぼれました。

ゆっくり閲覧して行き、ギャラリー内で一番広いエリアに足を踏み入れたんです。その時そこに飾られていた絵を目にして、驚いて足が止まってしまいました。

飾られている絵達の中でも一番大きく、そして一番目立つように飾られていたその絵には、私が描かれていたんです。

絵の中の私は、二人で通っていたあの大学近くにあったカフェのいつも座っていた場所に居て、満面の笑みを浮かべていました。

しかも絵のタイトルが【貴女とずっと】…。

まさかモデルにされているとも思わず、驚いてその絵を凝視していると彼が現れたんです。

「あのカフェで本当は見せたかったんだけど、もう潰れちゃったから」

「あ、え?あの、この絵って………。」

動揺して顔を赤くする私と、冷静な彼。

「…結婚して欲しい、僕と」

結婚という予想外のワードに私はプチパニック。

「え、結婚…?わ、私で良いの?」

「勿論。〇〇〇が良いの」


「は、はい…はい!結婚します!」

「良かった、安心した」

落ち着いてからその絵を眺めつつ聞いた話では、彼が部屋に人を入れずこもっていたのは、これを描いていたからだという事を知りました。

そして一番驚いたのが、実は彼も高校時代から私の事が好きだったという事。

そんな素振りは一切無かったから、全く気付いていなかった私はプロポーズよりも驚いたものです(笑)

これからも夫婦として、絵に囲まれたマイペースな生活を送っていこうと思います。

プロポーズカテゴリの最新記事