エピソード紹介♡雪だるまと一緒にされたプロポーズ

エピソード紹介♡雪だるまと一緒にされたプロポーズ

プロポーズエピソード紹介♡雪だるまと一緒にされたプロポーズ

高校を卒業してから家の都合ですぐに働き始めることにした私。

私の家は母子家庭で、母一人の稼ぎで3人姉妹皆が大学に行くというのはほぼ不可能な話でした。

高校3年生になる頃、周囲の友達たちは皆どこの大学に行くという進路の話で持ち切りでした。

集まれば大学の話・・きっと私が彼女たちの立場だったら新しい未来にむけて胸が躍っていることだろうなと羨ましく思ったものです。環境が違うから仕方ないと諦めていました。
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その頃は居場所が無くて、なにかと理由をつけては一人でいる時間を作っていたことを覚えています。

家庭の都合で進路が決まってしまうなんて可哀想と思う人もいると思います。

ですが私は小さな頃からお金に余裕のある家ではなかったので、それが自分のなかでは普通だと思っていました。

母は昼夜働きながらも、たまの休みになるとお弁当をもって近くの公園に連れていってくれました。

外食はあまりしたことがなかったけれど、誰かの誕生日になると必ずケーキを買ってきて皆でお祝いをしました。

お父さんはいないけれど、私にとっては温かくて居心地が良くて、寂しさや劣等感を感じたことはほとんどありませんでした。

それはきっと母が頑張ってくれていたから。

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そんな私も働き始めて、初めて恋をしました。

初めて好きになった人は、職場にいつも来る営業の男性。

事務を任されていた私は、取引先の人が来るとお茶出しをしたり、社長が来るまで世間話をして場をつないでいました。

話をしていくうちに、彼の人となりを理解していきました。

体を動かすことが大好きだということ、スノボをするため夏よりも冬が好きだということ。

そしていま恋人がいないということ。

数々の共通点が出てきて、仕事だけではなく個人的に連絡をとりあって出かけるようになりました。

彼といると楽しくて幸せで、私はこういう人と結婚したいと思うようになりました。

そう感じたのは彼も同じだったようです。
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雪が降り積るとても寒い日。

彼とスノボに行くために、朝早く待ち合わせをしていました。いつもの雪山へ向かい、いつものカレーライスを食べて、いつものホットココアで乾杯して・・「いつも通り」今日がおわるはずでした。

何本か滑って休憩をしようということになり、私はホットココアを買いに行きました。

戻って来ると彼の手のひらには可愛い雪だるまが・・。
小さいけれど、雪だるまには枝で出来た立派な手がついていました。

「ふふっ。かわいい雪だるまだね。作ったの?」と聞いたところ「うん。プレゼント。」と雪だるまを手渡されました。

雪だるまの細い腕には、なにやら小さな紙が括りつけてありました。

紙を開くと、そこには言葉が書いてありました。

「結婚してください。そしていつか、りなのお母さんのような立派なお母さんになってください」
と。

突然のプロポーズにびっくりしたものの、何より私の母のことを立派と言ってくれたことがとても嬉しくて、涙が止まりませんでした。

それから数日後、二人で我が家に挨拶へ行きました。

プロポーズの話を聞いた母は号泣して目を真っ赤にしていました。

きっと女手一人で子どもたちを育ててきたことは、ものすごく大変だったと思います。

お母さん、ありがとう。

人の心をよくわかってくれる素敵な旦那さん。これからもずっとずっと一緒に生きていきたいです。

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