プロポーズエピソード紹介♡綺麗になっていく彼女に独占欲丸出しな彼からのプロポーズ

プロポーズエピソード紹介♡綺麗になっていく彼女に独占欲丸出しな彼からのプロポーズ

プロポーズエピソード紹介♡綺麗になっていく彼女に独占欲丸出しな彼からのプロポーズ

彼とは高校二年の時、初めて同じクラスになった。

それまで彼の事はよく耳にしていたし、学年でも話題の中心に挙がる人だった。 顔立ちやスタイルも抜群な上に気さくで明るい性格が、男女共に好かれるところだった。

同じ制服を着ているはずなのに、彼が着崩した制服はまるでオシャレな私服を着ているかのように見える。 そんな人だった。

反対に私はというと、制服の着方は規定通りの膝丈で着崩すという事もなく、友達は居たけれど休憩時間は1人で本を読んだり昼寝をしたりをするマイペースで地味なタイプだった。

同じクラスになっても、隣の席になったとしても、私は彼に興味を示すという事はなかった。

私から見ると彼はまるで異世界に住む人のように見えて、同じ人間には見えていなかったんだと思う。

けれど興味が無かったのは私だけだったようで、隣の席に座る彼からは毎日声をかけられた。
55dbbb266bd277ebc8a4287a8cb716b7_s[1]
最初はからかわれているだけだろうと、素っ気無い返事をしていたけど、根気強く「おはよう」「何読んでるの?」「一緒に昼飯食わない?」そういう言葉を投げかけてきた。

あまりにも話しかけてくるものだから、私も少しずつ彼と会話をするようになっていった。

時々話し込む事もあれば、返事だけをして終わる時もある。 そんな感じで着かず離れずという関係だった。

友達とも呼べないような関係性だったけど、高校三年に上がりクラスが離れてからすぐ彼から告白された。

最初信じる事が出来ずに『……罰ゲームとか何かなの?』と訝しげに言ってしまったのは、仕方ない事だと思う…。

でも彼は至って真剣だった。 それに気付いた後は驚きを隠せず、挙動不審になっていたと思う。

彼からの告白にOKを出して、付き合いを開始した。

私自身気付いていなかっただけで、実は会話をしているうちに気になっていたようで…。

自覚すると、そこからはもっと好きになるのに時間はかからなかった。

高校を卒業して別々の大学に進んでも、社会人になっても彼とのお付き合いは続いていった。
912e4e4813f5880f950f75f5c7608f2d_s[1]
社会人になると大人としての身嗜みという意味も込めて、メイクをするようになった。

メイクを始めると、みるみる変わっていく自分を見るのが楽しくなり、髪型、服装、と私の容姿はどんどん変化していった。

一方デートをする度に彼は不機嫌になっていった。 その原因が分からず、何度理由を聴いてみても黙り込むばかり。

どうしたらいいのか分からなくなっていた時、彼の方から一緒に服を買いに行こうと誘われた。
メールの内容では、どうやら服は彼が選んでくれるとの事。

服を選んでくれるデートは初めてで私は楽しみで仕方なくて、前日から着ていく服やアクセサリーを準備した。
b4c48761e8a207d5ed54c207d55466c5_s[1]
当日待ち合わせ場所に着いてみると、彼は既に到着していていた。

しかしいつもと同様に、機嫌が悪そうなのだ。

眉間に皺を寄せて私の方は見向きもしないので、しっかり手は繋いでいる。 そんな状態で買い物を開始した。

『今日は俺が服を買うから、口出しは無しね。』

最初にそう言われたから、何も口は出さなかった。 彼が選ぶ服が、学生時代に着ていたようなシンプルで地味めな物でも。

アクセサリーやピアスは外されて、彼のジーンズのポケットにしまわれてしまった。

見事に学生時代の地味な私に戻ってしまい、困惑した。明らかに彼のセンスじゃないのに・・。

そうこうしてるうちに、繁華街から離れ、私達が通っていた高校のグランドに連れて行かれた。

彼は私をグランド横にあるベンチに座らせた。

考えている事が全く分からず、不安でうつむく私に彼はこう話してくれた。
d62686bd5ef9f9fafbca91d111500455_s[1]
「ここでよく本読んでたでしょ、一年の時。それからずっと気になってて、二年になって同じクラスになって…必死に取り入ったんだよ、時間をかけてね。

僕は君が大人しい見た目だったから好きになったんじゃない。でもそれに安心してたんだ……それが段々綺麗になっていってさ、こんな綺麗な君を人に見せたくなくて…でもこんな独占欲を持つ自分に腹が立ってね。

彼がとても緊張しているのが伝わってきた。黙って聞いていると、想像もつかない事を言われた。

「綺麗になっていく君を恋人としてみてるのが辛い。だから、もう全部僕だけのものになって欲しい。結婚したら、もう服装には口出ししないから。」

そう言って私の方を見る彼に、びっくりしてしまった。 綺麗になれば喜んでもらえると思っていたのに、どんどん不機嫌になっていた原因がコレだったなんて。

私は彼の手を握り、こう返事をした。

「もっと早く言ってくれれば良かったのに。貴方の為に綺麗になろうって努力してたんだよ?


でもそんなに好きでいてくれてるなんて…ありがとう。こんな変わった人もう他にいないと思うから……結婚しましょ?

私の言葉を聴いた彼はゆっくりとした動作で私を抱き寄せると、耳元で『良かった。』と小さく呟いた。

彼の為、自分の為に綺麗になる楽しみを知ったけど、これからは彼が皆に自慢出来るような良妻になる努力をしていきたいと思います☆

恋愛カテゴリの最新記事