プロポーズ エピソード紹介♡本に囲まれてプロポーズ

プロポーズ エピソード紹介♡本に囲まれてプロポーズ

プロポーズ エピソード紹介♡本に囲まれてプロポーズ

私の住んでいる地域には大きな本屋さんが複数個あり、更に大きな図書館が一件あるような本に恵まれたところです。

社会人になってから本を読む時間をなかなか取れなかったのですが、好きな本屋さんには仕事終わりに毎日のように通っていました。

そしていつも私の好きなファンタジージャンルの本が置かれている場所で、本の補充や整理をしている店員さんと仲良くなりました。

彼はファンタジー関連のジャンルを管理しているようで、新作が入るタイミングを教えてくれたりしたものです。

話していると、価値観や趣向も似ていて気が合った事もあり、仲良くなるのに時間はかかりませんでした。

気づけば本屋さんの外で会う程の仲に変わっていき、お付き合いをするまでになるのは早かったと思います。

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本のタイトルが思い出せない時に、読みたい本の概要だけを伝えるとタイトルを教えてくれたり、私が好きそうな本を集めてオススメしてくれたり、彼の本に関する知識量は目を見張るものがありました。

休日はどちらかの家に泊まって、音楽をかけてのんびり本を読みながら過ごしたりしていました。

こんな感じで二年程付き合い続けた頃のある日、彼から図書館デートに誘われました。

いつものように図書館で待ち合わせをして過ごしていると、彼から一言。

「ちょっと探したい本があるんだけど、手伝って欲しいんだよね。いい?」
「うん、大丈夫。」
「ありがとう、探したい本あの辺りにありそうだから」

(彼が探したい本ってなんだろう?)

本のタイトルを教えてもらって一緒に探しはじめました。

聞いた事のないタイトルだったのですが、どうやらラブストーリー関連の蔵書コーナーにあるよう。

彼はいつもミステリー系や自伝や歴史系の本を多く読んでいるので、ラブストーリーものの本を読みたがるなんて珍しいと思いました。

首を傾げはしましたが、気にせず本を探す事に。
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探してみると難しい事はなく、すぐ見付ける事が出来ました。

彼は本を探すプロなので、私必要だったのかな?と少し疑問に感じました。

「ほら、本見つけられたよ。これで当たってる?」
「あぁ、ありがとう。それだよ。」
「良かった!はいどうぞ。」
それ、君に読んで欲しいんだ。」

どうやらこの本は彼が読む用じゃなく、彼が私に読んで欲しいものだったようです。

これまた首を傾げつつ、その場で本を開いてみるとびっくりする事が…!

それは本ではなく、見た目が本のようになっているボックスでした。


そのボックスの中心に、メッセージカードと指輪が嵌め込まれていたんです。

メッセージカードには、

『僕と結婚して下さい。駄目ならそのまま本を閉じて。でももしOKしてくれるなら、ただ頷いてくれるだけでいいから』

そう書かれていました。
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私はあまりに驚いて、メッセージカードを見つめたまま動く事も、彼を見る事も出来ませんでした。

そして改めて彼の奥さんになるということを考えて、何度か深く頷きました。

自分でも気付いていませんでしたが、頷く度に涙が零れていました。

それを見られたくなくて俯いたままでいると、彼がそっとボックスを取って抱き締めてくれました。

「ごめんね、驚かせて。お洒落で凝った演出したかったんだけど、これが精一杯で…」

「…ううん…そんな事ない、すっごく嬉しい…ありがとう」

「こちらこそ、頷いてくれてありがとう」

そう言って彼は本型のボックスから指輪を取り出すと、静かに私の左手薬指に嵌めてくれました。

サイズもピッタリで、デザイン自体も私が大好きな蓮の花になっていて可愛らしい婚約指輪でした。

まさか自分が本に書かれるような素敵なプロポーズをされるとは思ってもいませんでしたけれど、記憶にしっかりと残るプロポーズをしてもらえて私は幸せ者です。

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