バングラデシュ人の男性と結婚予定でイスラム教に改宗します。両親がとても心配しています…

バングラデシュ人の男性と結婚予定でイスラム教に改宗します。両親がとても心配しています…

こちらはいただいた相談やあるあるなお悩みにちょっと辛口でズバッと答えていく新コーナー。

人生相談に真剣に答えます。

今回のテーマ&お悩みはこちら。

バングラデシュ人の男性と結婚予定でイスラム教に改宗します。
両親がとても心配しています…。

バングラデシュ人の彼と結婚を予定しており、宗教もイスラム教に改宗する予定です。
彼はとても優しい人で、私は特に大きな心配をしていないのですが、日本の両親は本当に大丈夫なのかととても心配しています。

これから国際結婚を進める上で、何かアドバイスをいただければと思います。(女性/29歳/ショップ店員)

 

1966666/ Pixabay

おめでとうございます。

愛が国境を越え結ばれたのですね。

グローバル化が叫ばれる昨今、国際結婚は何よりも世界が近くなるセレモニーだと思います。

しかし、ご両親の御心配もごもっともです。

あなたはイスラム教について、どの程度、理解され覚悟されていますか?

ここは、あなたの幸せの為にもご両親の為にも異国間の違いを理解しておいて欲しいと思うので、知りうる限りをお教えしたいと思います。

まずイスラム教と、ムスリム(イスラム教に帰依する者)のお話をします。

ムスリムはムスリムとの結婚しか許されていませんので、宗教が違う相手は必ずイスラム教に改宗しなければなりません。


日本人は宗教観がゆるいので、抵抗なく受け入れられるかも知れませんが、宗教の強い国々にとってはとても大変な事。

イスラム教に改宗するのは意外にも簡単です。

モスクに出向いて、立会人の下、宣誓書にサインをすれば受諾されます。

しかし、その後がとても大変です。

イスラム教といっても、沢山の宗派があるので細部はそれぞれに違いますが、「一日に五回のお祈り」「豚肉の禁止」「アルコールの禁止」「ラマダン(日がある時は、一切の食べ物飲み物を禁止する期間)」などは共通している教えです。

その位であれば、と思う人も居るかもしれませんが、イスラム教の世界は日本人の宗教観とは大きく異なり、宗教が中心で動く、といっても過言ではありません。

まず、宗教ありき、で生活が成り立つのです。

宗教の教えが先で、その後に生活があるのです。

ムスリムは、その生活が小さな頃から根付いています。

しかし、結婚してムスリムになる人は、その縛りの厳しさに驚く事になります。

そして、こんな筈じゃなかった、と思っても一度ムスリムになると、抜ける事は許されない事も覚えておいて下さい。

また、イスラム教は男社会です。

妻の立場が圧倒的に弱い。

ムスリムの男子は四人まで妻が持てる事になっています。

それでも、第一夫人の許可がないとその他の夫人は持てない事になっているのですが、実情は許可がなくても持っている人も沢山居ます。

基本、家長の権限でものごとが進みますので、妻は文句が言えません。

子供が出来ると家長に権限があります。

もし、離婚という事になっても妻の方に親権が下りる事は少ないと聞きます。

家長が亡くなった場合も、財産は子供に相続させ、妻の相続権は、基本ない、と言う事も知っておいて下さい。

ある意味、昔の明治時代の女性の立場より悪いと言わざるを得ない所が多々あります。

もちろん、これらを乗り越え、幸せに暮らしている夫婦も沢山います。

これらの事を凌駕する程の手厚いサポートを受け、幸せでたまらない、という日本人妻も居ます。

人間は、愛があれば、習慣の違いを乗り越え、習性になれていく力があるのも本当です。

充分に幸せになれる可能性も沢山あります。

しかし、敢えて、警鐘を鳴らさせて下さい。

私の友人も留学先で知り合ったムスリムの男性と若気の至りと勢いで結婚し、男性の国で新婚生活を送りました。

男性は、ある程度の資産家でもあったようですが、彼女はイスラム教のさまざまな慣行についていけず、離婚して帰国しました。

上記は、彼女から聞き及んだ話が多く含まれています。

国際結婚は辞めた方がいいと言っている訳ではありません。

結婚前の今だからこそ、たくさんの助言や苦言を受け入れ、しっかりと納得した上で、改宗し結婚して欲しいと切に願います。

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